本日も通常営業ジュエリー山口です。
当店ではジュエリーオーダー時に地金の種類を選んでいただくのですが、その際プラチナと金の違いや、価格などの質問をよく受けます。ということで今回は「地金の価格」にスポットを当てて解説してみようと思います。
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当店で使用しているのはプラチナPt900とゴールドK18(じゅーはちきん)です。結婚指輪や婚約指輪に限れば日本で出回っている多くは、この品位の地金を使っていると思います。

まずこの品位の表記ですが、プラチナの場合はPt1000が純プラチナになります。なのでPt900は90%プラチナ10%割金の地金になります。
それに対して金の場合はK24が純金になります。なのでK18は75%金25%割金の地金になります。

ポイントはこの90%と75%の地金に含まれる貴金属の割合です。
プラチナと金が共に相場が5000円だとすると、プラチナは4500円、金が3750円になります。現在の相場におおよそ当てはめて考えると、Pt900は3150円とK18は3750円になります。
※割金の価格や、地金の性質、比重の関係などは考慮していませんので、実際は若干違ってきます。

アバウトではありますが、参考までに以上がジュエリーを作るときの違う地金で作る場合の地金価格の計算になります。長ったらしくなりましたが、結論は「現在の相場ならばプラチナと金にあまり価格差はほぼない。」です。