真夏もこれくらいの暑さがいい
本日も通常営業ジュエリー山口です。

今回は彫り留めをした結婚指輪の製作例のご紹介です
前回同様、少しだけ製作過程とともに見ていきたいと思います。
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【製作過程①】
切り出した地金を火を入れてなましながら、圧延・叩いて鍛えながら伸ばしていきます。
「鍛造製法」の場合この時点でガッチリと地金がしまりますので、しっかりとした強度のある指輪になります。
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【製作過程②】
伸ばしたプラチナの地金の板を丸めていきます。
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【製作過程③】
丸めたリングの両端をロー付けし(溶接のようなもの)リングの形にします。この時点でほぼサイズも合わせてしまいます。
(ロー付け中の画像は前回の記事で紹介しています)
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【製作過程④】
今回は甲丸タイプの指輪になりますので、外側の角を削る形でヤスリがけをして丸く整形していきます。画像は指あたりが良くなるよう内側の角を削っている様子です。

ちなみにこの内側の削り具合などは、オーダー時に指定していただければ海外ブランド風の深く削る形なども製作いたしますただその場合は地金の厚みをださないといけないなどの条件もあるので、そのあたりは要相談です

次回に続く